危険!?トランス脂肪酸に関する記事(1)
2015年6月19日最新情報
■トランス脂肪酸、ついにアメリカでは2018年までに全面禁止に
【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は16日、食用油などに含まれ、肥満や心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸を、2018年6月までに食品添加物から全廃すると発表した。
FDAは13年に廃止方針を示して科学的妥当性を検討してきたが、最終的に食品に使う上で「安全とは認められない」と結論づけた。
食品業界は3年間で代わりの添加物を使うなどの対応が求められる。FDAは「心臓病を減らし、年間数千件の命に関わるような心臓発作を防ぐことができる」とみている。
トランス脂肪酸は、摂取すると動脈硬化などを引き起こすリスクが増すとの研究結果が多く示されている。
2014年5月27日追加記事
■食品への表示義務化を再検討
WHO(世界保健機関)も、トランス脂肪酸の摂取を抑えるべきだとして、1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とすることを勧告している。(中略)日本ではいまだに食品への表示が義務付けられていない。今年4月から内閣府消費者委員会で再び表示義務化が検討されているが、結論が出るまで時間がかかるのは間違いない。
2014年2月19日追加記事
「Thinkstock」より 今、世界的にトランス脂肪酸の規制が広がっている。米国政府のFDA(米食品医薬品局)は、昨年11月にトランス脂肪酸を含む硬化油を食品…(1/2)
「母乳を通じた乳児へのトランス脂肪酸の移行が研究等で確認されている」妊娠中の方は特に要注意!
トランス脂肪酸は、心筋梗塞や狭心症のリスクを増加させ、肥満を発症させやすく、アレルギー疾患を増加させ、胎児の体重減少、流産、死産を生じさせる可能性があること、母乳を通じた乳児へのトランス脂肪酸の移行が研究等で確認されている。
■トランス脂肪酸、米で規制へ…「心臓病の原因」
米食品医薬品局(FDA)は7日、マーガリンなどの加工食品に含まれるトランス脂肪酸の規制に乗り出す方針を明らかにした。心臓病の原因になると指摘されており、「安全ではない」と判断した。
トランス脂肪酸を含む食品の販売はFDAの許可制となり、販売禁止になる食品も出てくる見通しだ。
■腐らないと噂のマクドの「フライドポテト」
海外のインターネットユーザーが、マクドナルド(以下:マクド)とKFCのフライドポテト(フレンチフライ)を3年間放置して、その変化を画像で公開。KFCは腐敗しているのに対して、マクドのポテトは腐敗していなかった。
写真:Rocketnews24
腐敗の如何はさておき、担当者がいうには日本のマクドの商品にはトランス脂肪酸が含まれているそうだ。(トランス脂肪酸とは、多量に摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれている。また、アメリカでは「食べるプラスチック」と呼ばれることもある)。
2013/11/8 続報あり!
米トランス脂肪酸禁止だが日本のマクドナルドは「問題なし」とのこと(2013年11月08日)
―なんとアメリカのマクドナルドでは既に「ショートニング」使っていない!
実は日本より先にアメリカのマクドナルドが2007年1月、公式サイト上でトランス脂肪酸の含まれるショートニングオイルの使用を一部店舗で中止したことを発表
マクドナルドはキャノーラブレンド食用油を使用しています
http://bit.ly/17huPqK
面白ニュースサイト秒刊SUNDAY(びょうかんサンデー)
●日本のマクドナルドは相変わらずショートニングを使用!?
―マクドナルドに聞いてみた→日本は相変わらず「大丈夫」
アメリカでは使用が禁止された「トランス脂肪酸」だが、日本のマクドナルドでは依然として使われている点について「日本マクドナルド」に直接聞いてみた。
Q. マックフライポテトはショートニングが使わているのですか?
A. はい、植物・牛脂の混合で利用させていただいております。
Q. トランス脂肪酸など食の安全性が危惧されておりますが、問題ないのでしょうか?
A. しっかりと食品管理をしているので問題ございません、安心して食べていただけます。
米KFCが使用を止めるトランス脂肪酸とは?(※2006年11月14日記事)
アメリカのケンタッキーフライドチキンが10月30日に、「トランス脂肪酸を含む調理油の使用は来年(2007年)4月までに全店舗で止め、以後は同脂肪酸を含まない大豆油を使用する」と発表
海外チェーンでは次々削減。
同じハンバーガーチェーンのウェンディーズは、(2006年)6月にトランス脂肪酸の使用量を大幅に削減すると発表しています。バーガーキングも、一部店舗で トランス脂肪酸 を含まない油を試験的に使用することを、(2006年)10月に発表
■子宮内膜症や不妊症など婦人科系のトラブルの原因にも!?
ミス・ユニバースの管理栄養士で有名なエリカ・アンギャルも警告!
控えたいのは、「トランス脂肪酸」などの悪い油の摂取。こちらは、化学的に精製された油やマーガリンやショートニングなどに含まれています。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やし様々な不調のもととなり、最近では子宮内膜症や不妊症など婦人科系のトラブルの原因としても注目されています。
市販のパンやクッキー、スナック菓子など、油の形をしていないものも大量に含まれているので要注意。
避けるべきはマーガリン・ファストフードだけじゃない!ケーキやパン、お菓子の材料「ショートニング」もトランス脂肪酸!
都市部の30〜49歳女性に摂取量が高い
女性が好む食パンや菓子パン、ケーキ、クッキー、アイスクリームといった食べ物には、トランス脂肪酸が多く含まれる。意外に知られていないが、トランス脂肪酸はマーガリンだけではなく、パンの材料でもあるショートニングやファットスプレッドにも入っているため、パン類やクッキー類などの〝粉もの〟にも多く含まれているのだ。これらをよく口にする人は注意が必要だ。
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸は、水素添加した植物油を扱う過程で人工的に生成される副産物。悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどへの悪影響が報告されています。
諸外国では、このトランス脂肪酸を厳しく制限・管理(使用禁止や含有量表示)しているケースがよく見られます
トランス脂肪酸の健康への害とは?
(1)悪玉コレステロールの増加により、心臓疾患などのリスクが高まる
(2)ぜんそく、アレルギー、アトピー性皮膚炎を引き起こす恐れがある
(3)トランス脂肪酸をたくさんとっている人ほど、ボケやすい
「トランス型脂肪酸」の悪影響といわれているもの
●悪玉LDLコレステロールを上昇させる
●善玉HDLコレステロールを低下させる
→冠状動脈や脳血管に悪影響を与える
動脈硬化・痴呆・アルツハイマー病・パーキンソン病
●血中の中性脂肪の大部分を占めるトリグリセロールが増加
することでインシュリン抵抗性が増す
→高血圧・糖尿病・心臓病の原因
●アレルギー疾患(喘息/アレルギー性鼻炎/アトピー性皮膚炎)
●発ガンの原因
●妊娠率を低下させる
●クローン病(ドイツでは因果関係が証明されています)
トランス脂肪酸には、天然に食品中に含まれているものと、油脂を加工・精製する工程でできるものがある
天然にできるもの
天然の不飽和脂肪酸はふつうシス型で存在します。しかし、牛や羊などの反芻(はんすう)動物では、胃の中の微生物の働きによって、トランス脂肪酸が作られます。そのため、牛肉や羊肉、牛乳や乳製品の中に天然に微量のトランス脂肪酸が含まれています。